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その街の子ども佐藤江梨子
その街のこどもが全国的に来年1月15日からスタートします。15年前の阪神淡路大震災では、大都市が地震と火事で逃げ惑う悲惨な結果でした。
街は古い建物も多くあり、火災が広がると古い日本住宅はすぐに炎上し周囲へと広がりました。
地震で天井が落ちてきてその下で手を胸につける状態で多くの人が亡くなり、その亡骸を周囲の大学生などな自衛隊に交じり片づける地獄のような状態でした。
そして、神戸地区が火災になったことで、多くの女子大学や女子短大の生徒まで被害にあり、多くの20代前後の女性が焼け死ぬことになりました。
家が崩れて足ががれきに挟まり、火事の火が迫る中で身内をおいて逃げなければいけない。
両親の髪を遺骨代わりに切り取って逃げる家族など天災の前では人間がいかに無力なのかが分かります。
そんなつらい過去を経験した森山未来さんと佐藤江梨子さんが、その後強く生きる姿を描いた作品です。
現在は冬に災害者を悼んでルミナリエを開催し街は光に包まれますが、亡くなった方の魂のような美しさにはこんな隠された悲しい出来事が残されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101215-00000024-minkei-l28